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本線コース1『犬山城-入鹿池』

- 犬山城から濃尾平野のグリーンベルトへ -

 
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【コ ー ス】(鵜沼駅~)ライン大橋~犬山城~寂光院~継鹿尾山(273m)~恵那コース分岐~善師野~奥入鹿橋(~明治村バス停)
【距離高度】18.2km、50m-273m-96m
木曽川
河岸に城の建つ日本ラインとも言われる風景。左岸に犬山城、正面は東海自然歩道の渡るライン大橋

本コースは静かに、のんびりと歩ける道です。

……と書くと犬山で観光客の人波に埋もれ「話が違う!」と言われそうですが。その賑わいがあるからこそ、先の道では静けさをより感じられるという――

犬山観光にプラスアルファ、気分でも。


鵜沼駅
JR鵜沼駅。名鉄新鵜沼駅は空中歩道で繋ぐ
明治村バス停
明治村バス停

岐阜県側は鵜沼駅がコース起点となりますが、鵜沼宿駅の方がよりコースに近いところから歩き始められます。犬山遊園駅を始点にすることも考えられますが、このコースは木曽川越しに犬山城を眺められるのが魅力です。逃す手は無いでしょう。

愛知県側の入鹿池では選択肢は1つしかありません。明治村バス停は大入鹿橋(赤い鉄橋)から3.3km離れている上、閉園時間に合わせ17時台に運行が終わってしまうので、こちらをコース終点にする時は早めに着くようにしましょう。

みどころ


犬山まつり
犬山まつり
新郷瀬川
新郷瀬川に懸る鯉のぼり
犬山城
犬山城には桜が良く似合う

犬山城

は日本に12しかない現存天守のうちの1つで、天守は国宝に指定。この城を一目見ようと城マニアならずとも大勢の人が訪れる観光地となっています。

東海自然歩道にとっても、この犬山城は濃尾エリア最大の見どころになるかも知れません。岐阜側から歩く場合、木曽川とともに犬山城を眺められるようになっていて、日本ラインと言われる雰囲気を味わうことが出来ます。味のあるコース設定だと思います。

なお、犬山城界隈は雰囲気が良くて否が応でも足を止められると思います。十分な時間的余裕を持って訪れないと危険ですら……。特に桜の時期の犬山祭りなどに当たってしまった日には自然歩道歩きを諦めて一日滞留してしまっても良いくらいと感じます。



寂光院

本堂
寂光院本堂。「もみじでら」の別名あり
参道
寂光院参道

は正確には継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院というそうです。境内は高低差がある参道が貫いていますが、それはそのまま東海自然歩道のコースになっています。参拝客は東海自然歩道の道標を幾つも目にして、どう思うことでしょう?

寂光院はモミジの名所とのことですが、境内に見晴らし台があって濃尾平野が一望できる展望名所でもあります。さらに「三角点 0.8KM 30分」の道標に従って登れば継鹿尾山山頂です。

濃尾平野
継鹿尾山(273m)山頂からの見晴らし。蛇行する木曽川の手前に犬山城と犬山遊園の観覧車が見える
登山道
継鹿尾(つがお)山へ向かう登山道


明治村
明治村の門。明治村は入鹿池の池畔にある
入鹿池
入鹿池。面積約166ha、周囲約16Kmという巨大な人造池

入鹿池

と聞くと、どこの溜池かと想像しますが入鹿池は湖にしか見えません。日本で二番目に広い池はダテではありません。おかげで東海自然歩道から明治村バス停に回り込むのに1時間近く掛かります。まさに歩いて広さを実感するという……。

池畔は駐車場があり、貸しボートや土産物屋もありますが観光地めいてはいません。

コースマップ

≪ 車折神社と不動めぐりのみち

みたけの森をめぐるみち ≫

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踏行記


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