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本線コース1『入鹿池-定光寺』

- 愛岐丘陵を縦走 -

 
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【コ ー ス】(明治村バス停~)奥入鹿橋~八曽自然休養村~小牧市境~内津峠~弥勒山(437m)~道樹山(429m)~城嶺橋(~定光寺駅)
【距離高度】19.4km、96m-437m-50m
入鹿池
入鹿池と尾張富士。大谷山山頂から眺める

都市住民のランニングトレイルに最適では?と歩いていて思いました。ただ、その日は雨であったので途中でランナーを見掛けることはありませんでしたが。

ダートや土の路面が多い、アップダウンがある、緑が多い――代わりに見どころは多くありません。濃尾平野への大展望に期待です。


明治村バス停
明治村バス停
定光寺駅
JR定光寺駅

JR定光寺駅は名古屋から電車一本と圧倒的にアクセスが良く、駅の少し南にある「東海自然歩道・春日井コース」のゲートを潜れば良いので、とっつきやすさはピカ一。ただし、終点が入鹿池になりますので、車道を小一時間歩いて明治村バス停に辿り着く必要があります。プラス10kmして善師野駅まで歩くことも出来ますが……。

逆方向では、コースに辿り着くまでがやや骨ですが、帰りのバスの時間を気にしなくて良い分、楽かも知れません。山岳縦走が後半になる点には注意を。

みどころ


登山道
五条川を離れ愛岐丘陵へ上がる
八曽国有林
八曽国有林。五条川の上流域に沿って広がる

八曽国有林

はコース案内には「名古屋大都市圏内に残された貴重な緑地帯の1つ」と説明されています。

緑地帯を選んで辿っていく東海自然歩道を歩いていると、あまりその貴重を実感できないかも知れません。でも都市圏に住んでいる人が、入鹿池のさらに奥に広がるこの地に足を踏み入れると自然を実感できるのは確かです。一帯は犬山・八曽自然休養林として整備され、キャンプ場も点在しています。ただし、八曽の滝入口にあった八曽キャンプ場は廃止された模様。



道樹山山頂
道樹山(429m)山頂
弥勒山山頂
弥勒山(437m)山頂

弥勒山・道樹山

は麓に高蔵寺ニュータウンを抱える濃尾平野の北東面の山々――と言っても高度は400mあまり。アクセスが良いので都市住民の近場の低山ハイクターゲットに……なっているかどうかは分かりませんでした。

縦走路上に見晴らしの開ける箇所は幾つかあります。弥勒山には展望台も設置されています。ただし、どこも樹木が茂って見晴らしが窮屈になりつつあるようです。



玉野渓谷
このあたりは定光寺渓とも。城嶺橋が架かる
玉野園地
玉野園地。玉野川に臨むもが川面は見えない?
玉野川下流
玉野川渓谷。桜の咲く季節

玉野川渓谷

は玉野川の渓谷部。そして玉野川は庄内川のこの付近の呼び名です。JR中央線で濃尾平野から多治見盆地に抜ける区間に眺められる渓谷、と言えば伝わる人が多そうです。

川が南北に流れるので陽射しの当たる明るい渓谷、というイメージを個人的には持っています。一時有名になった廃墟旅館はまだあるのでしょうか?



コースマップ

≪ 本線コース1『犬山城-入鹿池』

本線コース1『定光寺-岩屋堂』 ≫

踏行記


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