- 五街道の1つを伝って東京のメジャー山岳道へ -
【公式案内】 | 神奈川県 > 自然公園歩道情報 > 東海自然歩道(神奈川県コース)コースマップ |
【コ ー ス】 | 城山~小仏峠~小仏峠登山口~底沢~小原本陣前~弁天橋~嵐山登山口~相模湖公園~相模湖駅 |
【距離高度】 | 7.6km、670m-130m-200m |
東京駅から中央線特快で1時間、高尾駅で普通に乗り継いで8分――相模湖駅は、ハイクコース起点として東京都民にとって手頃な位置にあります。
さて、本コースはその相模湖駅から旧甲州街道を辿るコースなのですが、残念ながら街道の雰囲気が得られるのは小原付近のみ。そもそも、中央自動車道が旧街道を踏み潰している区間さえあります。
従って、本コースは小原までは自然の多い相模川越えの迂回区間を辿らせています。こちらの嵐山から相模湖駅の1.7kmは、隣の「相模湖展望コースのみち」との重複区間。(一方、相模湖駅=小原本陣前の1.6kmは連絡コース。マップでも違う色で示される)
ポイントとなるのは、小原本陣と弁天橋、それに相模湖公園です。そして、美女谷付近にある小仏峠登山口からが山道区間となります。他の城山登山道と比べると見晴らしも得られず地味な感は否めませんが、「甲州古道」の道標が立ち、古の峠越えの道であることを実感できます。歩きやすい道です。到達した小仏峠でも、木々が育ってほとんど見晴らしは無し。
小仏峠から引き続き甲州街道を辿って東京側に下山するのも良いのですが、本コースは城山に向かいます。この道は奥高尾縦走路の一部で、トレイルランナーが多いことでも有名。
そして、城山が神奈川県コースおよび東京都コースの基点。首都圏自然歩道も交わる要所です。サクラの季節であったら、ぜひ一丁平まで足を伸ばしてみて下さい。