- 大和・紀伊国境跨ぎの道を行く、吉野川も紀ノ川へと名を変える -
【公式案内】和歌山県情報館 > 近畿自然歩道の概要 > コースの紹介 > 34.大和街道江戸の町並みを訪れるみち
【コ ー ス】JR五条駅~二見神宮寺~転法輪寺~念仏寺~利生護国寺本堂~妻の社~JR橋本駅
【距離高度】12.9km、113m-96m
【踏 行 日】2014年1月上旬
大和街道というのは、日本各地から大和の国(奈良)に至る道の総称。――本コースは、紀伊国から大和国へ至る道を歩きます。そして、五條では江戸の町の面影を残す新町通りを通過、というのがコース名の由来と思います。
もっとも、本コースは新町通り自体は歩きません。そちらは奈良県の「五條、維新をたずねるみち」に任せているようです。また、五条駅~JR隅田駅まで両コースは多く重複しています。
そんなわけで、五條ではコース指定されている吉野川沿いではなく、新町通りを歩くのが良いと思います。二見神宮寺に立ち寄り、暫く重複コースを歩きます。転法輪寺で分岐、吉野川を渡り、念仏寺の先で吉野川を渡り返してコースは再合流、隅田駅まで一緒に進みます。
その先、大和街道の旧道を真っ直ぐ歩いていきます。道は平らで住宅地が多いです。左手には紀ノ川、右手には和泉山脈という光景。
新町通りは観光客の姿が目立ちますが、それ以外には派手な見所はありません。大和・紀伊国境越えも平らな地帯で、それと気づかず通過してしまいがち。国境北側にある「飛び越え石」などに立ち寄り、節目をつけておくのが良いでしょう。
なお、現地の道標は少し頼りありません。要公式マップ。