- 金剛山の東南麓を掠め、吉野川流域から奈良盆地へ -
【公式案内】奈良県 > 近畿自然歩道 > ガイドマップ(1-8.金剛山ろく文化をめぐるみち) 現地マップ≫
【コ ー ス】五条駅~五條文化博物館~草谷寺~地福寺~御霊神社~鳳凰寺~大川杉~東佐味バス停
【距離高度】9.9km、115m-400m-245m
【踏 行 日】2009年5月下旬、7月中旬
奈良盆地を南に外れた五條市の金剛山山麓を歩く、静かな道です。
麓から山へ上る方向へ進んでいくのですが――山里が尽きるあたりで転回して、山から下りてきます。本コースは単純にそれを2度繰り返すだけ。最高点にはどちらも金剛山登山口があります。久留野峠、伏見峠への登り口です。
なお、高度400mのほどの本コース最高地点付近に廃道と言っても良い様な区間(短いですが)がありました。藪っており、指導標が立っていなければとてもコースと気付けません……。
そこ以外はすべて舗装された車道で、問題無し。ただ、少々道が細かいところもあるので、地図持参は必須でしょう。
ちなみに、コースから5分外れたところにある市立五條文化博物館は一時休館中でしたが、H23年4月から運営再開。建物の隣には「5万人の森」なる整備された自然公園がありますので、足を運んでみるのも悪くないと思います。
一方、御霊神社の対面には「藤岡家住宅」。登録有形文化財ですが、屋内で休憩も出来ます。
なお、大川杉も少し寄り道が必要。久留野の御霊神社もそうです。市立五條文化博物館の反対側にある金光寺と岡八幡宮にも寄り道が必要――というように、本コースでは取りこぼしをしたくない場合、地図で現在位置を把握しながら歩くのが必要となります。