- 街の端から始まる兵庫県の里歩き。淡々と歩いて奇景の地に到達する -
【公式案内】兵庫県 > 兵庫の自然 > 兵庫の自然歩道 > 山陽路ルート > 34.猪名川渓谷 屏風岩を訪ねるみち
【コ ー ス】日生中央駅~彫刻の道~阿古谷毘沙門堂~屏風岩~屏風岩バス停
【距離高度】12.3km、120m-250m-100m
【踏 行 日】2006年9月中旬、2014年4月下旬
能勢電鉄・日生中央駅は近代的な都会の駅風。その周囲は典型的な開発型ベッドタウンです。ただし、そこから彫刻の道に入った途端、時代の針が過去へとぐるぐる巻き戻されていきます。やがて谷あいの自然の多い山道に入り込み、小さな峠をひとつ越えると、そこはすっかり里の光景――
と、いうように都会暮らしから一瞬離れたくなったら利用したくなる道。距離は手軽、急な上り坂も無く歩きやすいウォーキングコースです。
もっとも、コース上に見所は多くなく、最初の峠道以外は全線車道です。淡々と歩いてしまうだけになるかも知れません。
彫刻の道は日生中央駅から北と南に伸びていますが、辿るのは北側。高台となった伏見台公園まで続いているので寄り道してみるのも良いでしょう。
阿古谷毘沙門堂はコースから0.2kmほどの寄り道。垣内集落の最奥部にあります。
下阿古谷バス停から屏風岩までの4kmほどは何も無い区間です。あえて挙げるなら、クリーンセンター前に川筋に沿った公園がありますので、ここで一息つくのが良いと思います。