- 廃坑になった銀山の奥深くに眠るという秀吉の埋蔵金を求めて -
【公式案内】兵庫県 > 兵庫の自然 > 兵庫の自然歩道 > 山陽路ルート > 35.埋蔵金ロマン 多田銀山へのみち
【コ ー ス】屏風岩バス停~東光寺~口池・中池~多田銀山~一の谷池~ソエ谷峠~添谷池~満福寺~前田橋バス停
【距離高度】10.2km、100m-340m-230m
【踏 行 日】2006年9月下旬、2014年4月下旬
兵庫県の近畿自然歩道のコース名にはサブタイトルが付くことが多いのですが、「埋蔵金ロマン」とは洒落ています――というわけで、「全国三大埋蔵金」の1つとも言われる多田銀山跡が本コースの中心。もっとも、コースのほとんどが“猪名川渓谷県立自然公園”に属するので、全体的に自然多き好コースとなっています。
そして、その多田銀山跡。コース通りに歩くと青木間歩しか立ち寄れません。せっかくですので、台所間歩、瓢箪間歩にも立ち寄っておきましょう。片道0.4kmほどです。ただし、どちらも(青木間歩とは違って)中には入れません。また、悠久の館、代官所跡も同じく0.4kmの寄り道となります。
銀山跡の前後は、ウォーキングに適した道です。銀山から北、道の駅いながわまでは歴史街道が伸びています。距離は2.5kmほどですが、近畿自然歩道は途中の中池・口池で東に折れます。
銀山の西は、峠越えの道。高度差200mほどの登り・下りがありますが、緑が多くて癒されます。
さらに、ソエ谷峠から西は宝塚市の里山保存地区になっており、春には道脇をツツジが道を飾る快適な道です。峠付近には尾根を経由する遊歩道も整備されており、周遊してみるのも一興。