- 富士山と奥多摩三山を眺める道 -
【公式案内】東京都環境局 > 関東ふれあいの道 > 5.鍾乳洞と滝のみち
【コ ー ス】北秋川橋~千足バス停~天狗の滝~綾滝~富士見台(1,054m)~大滝~大岳鍾乳洞~上養沢バス停
【距離高度】9.0km、275m-1054-360m
【踏 行 日】2020年12月下旬
東京都心側から見ると、奥多摩の山々で最も手前にある1,000m稜線、ということになるでしょうか。その最奥部にあるのが大岳山で、特徴的な峰の形で分かりやすい山です。
奥多摩主脈はこの山から御前山、三頭山へと続いて行きますが、本コースはその稜線に取り付き、そして大岳山の手前で下山する縦走路摘まみ食いコースとなります。もちろん、時間と体力があれば大岳山に寄り道するのも良いでしょう。
その稜線に上がる道、下る道では植林帯が続きますが、下部は沢沿いの道であるため幾つかの滝に出会えます。良い変化になるでしょう。その見返りに、時季によっては道が荒れていることもあるようですので、事前に情報収集を。
また、本コースのもう1つの見所は大岳鍾乳洞です。ほぼ水平な総延長300mの洞穴で、1時間ほどの余裕があればぜひ入っておきましょう、と言いつつ、私は時間が無くて見物出来ませんでしたが、コロナ禍の中でも営業を続けていたのが印象的でした。
さすが東京都のコースと言うべきか、コースへのアクセスは良好です。起点となる払沢の滝入口(or 千足)バス停も上養沢バス停も、1時間に1本弱の武蔵五日市駅行きバスがあります。
また、大岳山の登山道としてはマイナーですが稜線上ではハイカーの姿も見掛けます。道標も必要十分ですので、比較的安心して歩くことが出来ます。空気の澄む季節に狙い、奥多摩三山と富士山への大展望を期待しましょう。