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岩屋観音ルート

- 広島市街の裏山を抜けていく -

 

【公式案内】広島県自然歩道 > (3)岩屋観音ルート > 歩道図

【コ ー ス】安佐大橋~安芸矢口駅~延命水~蝦蟇ヶ峠~恩品~岩屋観音~上岡田古墳~水分峡~笹ヶ峠~茶臼山(…府中ニュータウンバス停)

【距離高度】15.5km、8m-425m-60m-271m

【踏 行 日】2012年10月中旬、2014年5月中旬

広島市街

高度380m付近にある岩屋観音から広島市街への見晴らし。広島平野と広島湾が、まさに一望できる地

安芸矢口駅

JR芸備線・安芸矢口駅

延命水

延命水。蝦蟇(がま)ヶ峠の北側にある

草摺の滝

水分(みくまり)峡の草摺の滝

岩屋観音

観音菩薩。高尾山の手前の岩峰に立っている

道隆寺霊場

道隆寺霊場。高尾山の最下部にある

カラスアゲハ

カラスアゲハ。高尾山山麓にて

笹ヶ峠

笹ヶ峠付近の縦走路

広島平野の北東の淵の裏、ないし淵の上を辿っていくコースです。中心となるのは高尾山への登り・下りの軽ハイク区間。

――見所は、なんと言っても高尾山から広島平野への遮るもののない展望でしょう。もっとも、高尾山山頂自体は見晴らしの無い小広場なので、正確にはその手前の岩峰からになりますが。なお、岩屋観音から高尾山へは0.4kmの寄り道ですが、途中には岩をにじり登るような、やや危険な箇所もあります。高度は50mほど落ちますが、岩屋観音の広場からの見晴らしでも満足出来ると思います。

茶臼山――の僅かに南、揚倉山からの眺めは広島都市群がより近く眺められます。実際、その山頂脇から遊歩道で街に下りていくこともできます。水分峡最上部から笹ヶ峰を経由し、茶臼山へ至る低山の稜線歩きは見晴らしに乏しいだけに、コース最後に得られる大きな見晴らしは感動的でさえあるでしょう。

一方、蝦蟇ヶ峠には見晴らしがありません。上りも下りも車道で越え、また、峠付近の菰口憩の森を目指す車の往来もあります。ただ、憩の森には遊歩道が整備されているので、休憩ポイントしては良い所です。峠道の途中、延命地蔵(延命水)に立ち寄るのも忘れないよう。

そして、コースの迷いところですが。

まず、温品から岩屋観音への道筋。広島県の歩道図では安芸高校の裏から線が引っ張られていますが、そのコース通りに歩いてみたところ、「道」自体ありませんでした。県道70号から離脱する際は、「平林橋」では無く、必ず「東山橋」を渡って下さい。道標を辿っていけば、コース案内図の立つ登山口に着きます。

さらに、水分峡から岩屋観音への道筋。みくまり森林公園駐車場入口の少し上、みくまり霊園の端に「線香水の小径」があって、その細道を辿ります。高尾山の尾根の先端に達すると、回り込むように登山道が伸びていきます。

コースマップ

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