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藤 原

- 養老山地を跨ぐ道 -

 

【踏 行 日】2006年10月下旬

【撮影機材】OLYMPUS E-1, ZD14-54F2.8-3.5, ZD50-200F2.8-3.5, CASIO EX-P505

…富田駅=(三岐鉄道)=東藤原駅~東藤原
【アプローチ】東藤原駅からコースまで、集落を突っ切って僅か1分
東藤原~聖宝寺~藤原養鱒場~西部変電所~東林寺
★☆☆ 聖宝寺までは藤原岳を眺めて歩く道。その後、東林寺まで特に見所の無い道が続くが、道は細かい
東林寺~川原越~若宮~赤岩神社~養老公園
★☆☆ 川原越まで、まっとうな山道で養老山地を展望。峠を下って、山腹の巻き道は悪路、迂回すべき
養老公園~養老駅=(近鉄)=大垣駅…
【帰路】養老公園から近鉄養老駅まで、1km徒歩15分の距離。近鉄養老線は今は養老鉄道。

…富田駅=(三岐鉄道)=東藤原駅~東藤原

貨物
東藤原駅は貨物ターミナル駅でもある
三岐鉄道
西藤原行き列車を見送る

さあ、関ヶ原を目指す東海自然歩道セクション・ウォークも、今日含めて残り2回。今年中に終わらせるつもりなので、多少、天気が良くなくても強行だ……と、三重県は三岐鉄道・東藤原駅に降り立ったけれど。どんよりと暗い灰色の空を見上げると、やっぱり青空の下で歩きたかったなあと、早くも後悔。

でもまあ、電車を幾つも乗り継いでここまでやってきてしまったのだから、歩き出すしかない。

東藤原駅
東藤原駅の駅舎
コース誘導板
駅前の赤錆びたコース入口案内板

駅舎から出る。立っていたのは、コース入口案内板。前回は夜だったから読めなかったけれど、昼でも読み辛いのは変わらない。それに「コース入口まで0.4km」とあるけれど、最短距離なら、その半分以下。自販機で飲み物を補充して、AM8:25、出発。

まずは県道615号を横断、別名集落の細い路地に入る。まっすぐ東へ――最短コースだ。すぐに行き当たったところが……。

 

←前のコースへ戻る

東藤原~聖宝寺~藤原養鱒場~西部変電所~東林寺

本コース迂回路分岐
東海自然歩道の本コースと迂回路の合流点
ショベルカー
打ち捨てられたショベルカー

東海自然歩道の本線に合流。東海自然歩道が左右に渡っている。

――何の変哲も無い、集落外れのT字路。前回、この地点になんとか辿り付いた時は完全に夜で、恐ろしいくらい静かであったけれど、今でもその静けさは変わっていない。

今日は岐阜県を目指しての歩き旅。出発だ。AM8:27。

千材橋
員弁(いなべ)川を渡る千材橋
松下産業工場の前の道
松下産業・三重工場の前を北上

すぐに右折、集落から出て林の薄暗い小道に入っていく。2回ばかり大きくカーブしながら坂道を下っていく。路面は、落ち葉で一面覆われてしまっている。

と、前方、林が切れた。橋が見える。員弁川を渡る橋だ。

渡り切ったら左折、車道を辿る。右側は工場の敷地が続いている。左は員弁川河岸。

石川集落へ
田園の脇を石川集落へ向かう
前川橋
員弁川に架かる前川橋。二車線道が渡る
員弁川
員弁川の上流方向を見る

道端にはセイタカアワダチソウの黄色い花が目立つ。外来種とのことだけど、今ではどこでも見られるようになった。

一方、工場敷地には砂山が幾つもあるのが見える。このあたりがセメント工業地帯であることが良く分かるけれど……自然歩道的にはどうなの?という感じ。

左側に、員弁川に架かる橋が見えてきた。前川橋だ。コースもそちら。

員弁川を渡り返す。川の中にはチラホラ、と釣り人の立っている姿が見える。

渡り切ると五叉路。「藤原西部農免道路」という標示板も立っている。東海自然歩道の標識もあって、ここは直進する道のうちの右、田園に下りて行く車道を選ぶ。


 


石神社
石神社。石川集落にある
田園地帯を行く
広大な田園地帯を行く。ここは左折
下野尻分岐
「下野尻バス停0.4km」の分岐
藤原岳
鈴鹿山地・藤原岳。花の百名山であり、早春の福寿草が有名

石川集落の外れに当たって、右折。少し進むと石神社に出た。まだ、休憩するような時間でも無いので先に進むことにする。

神社の右手の道に下りてさらに北上すると、コース標識が左折を示した。それに従い、田園を見ながらテクテクと歩いていく。JAいなべのところでまた突き当たって右折、すぐに信号のある交差点。まったく、道が細かいのだけれど三重県独特のプレート標識があって、コースを辿るのに苦は無い。

――とは言え、示された方向に辿るのだけ、というのもなんか、面白く無くなってきた。東海自然歩道にしては歯応えが足りない……なんて思うようになってしまった自分がいる。

小野田セメント工場
コースを外れ、小野田セメント工場を見返す
県道614号
県道614号上、野尻集落の入口

朽ちかけたコース道標に従って、員弁川支流脇の二車線道をどんどん歩いていく。周りは田んぼで、何も無い。暫く歩いていくと、県道614号との交差点。……あれ?道標が無い? 道間違えた?

左折し、県道を進む。兵隊さんの石像が立つところに道が見付かった。油断した……。

ここから野尻集落の路地へと入っていく。


 


カーブミラー×2
藤原町は東海自然歩道に理解が深い?
ヒノキ林
一瞬、鬱蒼としたヒノキ林の道に
大貝戸集落
大貝戸集落。藤原岳山麓に位置する

民家の立ち並ぶ野尻集落内を歩く。家々の合間には畑。

それにしても藤原町はやたらと丁寧にコースを指示してくれる。「みどりのふるさと」という藤原町の宣伝も兼ねているのだろうか? でも、この区間は東海自然歩道でも歩く人はごく少ないと思われるのだけど……。

と、カーブミラーの並ぶ箇所で左折、さらには右折して集落を後に、林の中へ入っていく。

林から抜けると、再び田畑が広がる光景。次の集落まではあまり変化の無い一本道が続く。

――せめて、鈴鹿山地の山々が見えていてくれると良いのだけどなあ。今日の天候では、ちょっとそれも望めない。

UNION PACIFIC 4002
UNION PACIFIC 4002――の模型
西藤原駅
三岐鉄道・西藤原駅。中部の駅百選
誓願寺
駅前にある誓願寺

思えば、東海自然歩道で三重県に入ってから、鈴鹿山地の山をすっきりと眺められたことは無かった。仕方ない、こんど山歩きにでも来るかなあ、なんて思っているうち次の集落に着いた。大貝戸集落だ。三岐鉄道の終点・西藤原駅があることころ。

左折の標識を捉え、いよいよ藤原岳に向かって歩いていく。民家の密度が上がって――西藤原駅、到着。AM9:33。

……ていうか駅舎が汽車の姿を模していたのでビックリしてしまった。東藤原駅は民家のような佇まいで、そこからここまでも地味な風景が続いていたので、いきなり違う世界の構造物を目の当たりにしたかのよう。

駅舎内に入ると鉄道模型あって、またびっくり。三岐鉄道のジオラマもある。


 


県道614号に再合流
県道614号。西藤原駅へのショートカット
秋の桜
秋に咲いている桜のようなもの

結局、休憩も兼ねて15分ばかり滞留してしまった。東海自然歩道は山麓沿いの県道614号を使わず、いったん員弁川の平野地帯へ下りた後、北に転回、山麓と並行に歩き出す。右側は員弁川流域の田園地帯。

しばらく歩くと県道614号に再合流、その先の「←聖宝寺登山道入口」の標示を見て左折。

鳴谷神社
鳴谷神社
聖宝寺登山道入口
聖宝寺(裏)登山道入口

鳴谷神社に立ち寄った後、「これより鈴鹿国定公園」の標識を見て聖宝寺の参道に入る。上り階段だ。と、「聖宝寺道 落石のため通行禁止」の貼紙をみてドキッとする。きっと、藤原岳登山道のことだろう。東海自然歩道には関係ない筈……。

0.2kmほど上ると空間が開けた。眼前には聖宝寺ます池。

鳴谷の滝
鳴谷の滝。二本の滝が合流する
聖宝寺
聖宝寺。駐車場、トイレあり
庭園
聖宝寺園地の庭園。紅葉の名所

木の道標が立っている、と思ったら「坂本自然学習歩道」と書いてあった。見ると、山麓のこのあたりの高度を巻いていく遊歩道らしい。車道ばかりの東海自然歩道より、よほど自然歩道らしい……。

聖宝寺の庭園に進む。――時期が早いのは承知していたけれど、まだ全然木々の葉は色付いていない。曇り空で光もなく、ひたすら地味な雰囲気に覆われている。ここには、よいシーズンのよく晴れた日に来たいな、と思う。

庭園から少し下りると、鳴谷の滝が悠々と水を落としていた。休憩も出来るようになっている。今日の数少ない見所のひとつなのだけど……でも、西藤原駅で時間食ってしまったしなあ。

もう一度、聖宝寺を抜けて林道に出る。登山道は左折だけど、自然歩道は下りる方向。


 


敬善寺
敬善寺
柵
山道の手前で柵が通せんぼ…
屋根のない学校
屋根のない学校の……校庭?

林を抜けて平地の田畑地帯に戻る。敬善寺を過ぎて進むと変哲のない二車線車道に出される。そのまま車道を北へ。

暫く歩いていくと左折の標識。ただ、「迂回コース 屋根のない学校経由→」という標識もある。

屋根のない学校経由? と、少し興味を惹かれたものの選ぶのは正コース。ところが、直ぐに柵で行き止まってしまう。柵はがっちり固められていて、開けられない。

せっかくの山道区間が通行止めとは。仕方ない、迂回路へ進むか、と車道に戻って歩き出す。左にその学校入口。柵があるけれど、今度は簡単に開く。

中は公園風になっていた。本当に屋根が付いていない校舎が建っているのかと期待したのだけど……あったのは普通の自然体験施設。

迂回路
国道を離れ、迂回路を行く
国道306号
二車線の国道306号

思いのほか散策者の姿が多く見られる。ここまで、ほとんど人を見かけなかったのに……。

建屋の脇の階段を上がっていくと理由が判明、そこには大きな駐車場があって、多くの車が停まっていた。駐車場の前は国道306号、「←簡易パーキング(ふじわら)」の標示板が懸かっている。そう、この公園はパーキング付き施設。休憩がてら、利用する人が多いのだろう。

藤原養鱒場
藤原養鱒場。レストハウスがある
ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモンとセイタカアワダチソウ

東海自然歩道の標識に、国道を北に進むよう示されている。ゆえに暫し、国道歩きとなる。……やっぱり、山道の方を歩きたかったよなあ。

迂回路は左に折れた。田園地帯の奥の方へ入っていくと本線に合流、藤原養鱒場付近。と、興味が湧いて養鱒場の奥の山道へ入ってみる。コースを少し逆行してみる気になったのだ。


 


通行止めの山道
"柵の先"の山道。竹林、雑木林の中を通る
山口集落入口
国道の通る山口集落入口。自販機が見える

待望の山道、しかもタイミング良く雲間から陽射しが射し込んできた。そのおかげで木漏れ日が落ちる気持ちいい道となる。進んでいくと、先ほど通行止めに遭った"柵"まで辿り付いてしまった。

特に、歩いていて問題になるような箇所は無かった。うーん、何故にこれで通行止めなのだろう? 逆方向から歩いてきた人は、これじゃあ困るんじゃないか?

隊列
鉄塔が隊列を組んでこちらに歩いてくるかのよう…

……そんな疑問を感じつつ養鱒場まで戻る。ロスした時間は15分ほどだけれど、まあ損した気にはならなかったから良いか、と思う。

車道歩きに戻る。と、同時に陽射しは再び失われた。

そもそも、今日の天気予報も良くなかった。空を見上げても、朝方と同様、厚い雲で覆われている。陽射しが得られたこと自体、予想外。

鳥帽子岳
鳥帽子岳(872m)と黄金大橋を北西に見る
山口集落
藤原町・山口集落

国道を再横断して、山口集落に入る。集落の外縁を歩いていくような道。途中には、北西の展望が大きく開けるところもあった。

――この、南北に長い鈴鹿山地と養老山地に挟まれた「いなべ市」の立地は面白いと思う。岐阜・愛知県境の木曽川を挟んで同じくらいの距離、同じくらいの緯度に位置しながら、雰囲気はまるで違う。

轍伸びる
轍のついた舗装道
員弁川上流
だいぶ細くなった員弁川を渡る

東海自然歩道は、都会化された濃尾平野に出るのを躊躇うかのように、しばしこの土地で逡巡する。何か、無駄に遠回りしているような道採りだ。そこに見所のあるポイントがあるのかと言うと、そうでも無い。

集落を出て少し二車線車道を歩き、次には員弁川を渡る道に入る。橋を渡ると左折、さらに右折して薄暗い林間の道に。


 


県道614号
県道614号
赤い実
丸い実のようなものが見えるけど、何かは不明
側道
県道を逸れ、側道に入る

二車線道に飛び出した。両脇が植林でみっちりの道路――県道614号。ここからは暫く南東へ向かう歩きとなる。せっかくなら、ここより北にある、面白い形をしている中里貯水池あたりまでコースが延びていても良かったのに、なんてことを思う。

ともかく、ここまで細かかったコース採りがいきなり単調になってしまった。目に入ってくるものも変わらない。車の往来も至極少ないので、歩いていてあくびが出そうになる道。

と、県道が右に曲がっていくところ、コースは細道に入る。ここに来てまた陽射しが戻る――今日は、自然が深くなると日が照り出すような感じだなあ。ただ、やっぱり陽射しは長くは続かなかった。そのそろお昼時だ。

長尾集落へ
長尾集落へ向かう木立の道
藤原工業団地付近
藤原工業団地付近を行く
東中森遺跡
東中森遺跡――のオブジェ。集落跡とのこと

細道を抜けると、再び二車線道。先ほどの県道とは違うけれど、道の単調さは同じだ。

ちなみにお昼時にフラットで単調な道に入ったら、カロリー補充タイムにすることにしている。というわけで、ザックから昼飯を取り出して、パクつきながら歩いていく。もう、だいぶ御馴染みとなってきた行動パターン。

左側は藤原工業団地の敷地となったようだ。ただ、道の両脇が濃い林であることは変わらない。単調に、ただ歩いていくだけの道。……と、左側に芝生の公園が見えた。近づくと解説板が立っていた。「東中森遺跡」というものらしい。ただ、見た目はごくシンプルな公園で、東海自然歩道の本区間の中盤の見所と言うには、かなり無理があるかも。

左側にまた細道。そちらに入っていく。


 


あざみ
アザミ。背後は「ゴミは絶対捨てないで」
長尾集落入口
林を抜け、長尾集落の入口に出た

幾分、雰囲気が良くなる。道脇が植樹林でなくて、雑木林になってきたせいだ。道脇は谷のような斜面になってさえ……

と、そちらをひょいと覗き込んで、ついで、しまった!と思う。そこにあったのは不法投棄されたゴミの山。うーん、なんでヒトはこうなのかな。「ゴミを捨てるな」の看板が空しい。

県道107号
県道107号を横断歩道で渡る
相場川流域
相場川流域の低地を見晴らす

長尾集落。三交バスの長尾バス停があって、阿下喜駅へが9本/日ほどある。

集落の中で道なりに左に折れて、二車線道の県道107号を横断、その先で久しぶりに広々とした開放的な景色となった。員弁川支流・相場川流域の田園地帯だ。

大きく曲がりながら、その地へ下りて行く。

山際へ2
再び山際へ向かう道に入る
(調査中)
えっと、この花の名はすぐ忘れてしまう…

ついで、田園地帯を横切る。今日はずっと平坦な道ばかりなので、少しの段差が随分と大きいような錯覚を覚えてしまう。実際は、海抜100~200m付近をうろうろしているだけ。

鉄塔の高圧線を潜り、二車線道に上がって右折。ここからまた暫く単調な一本道歩きだ。高圧線を潜り返し、相場川に架かる橋も渡った先に、左折ポイント。

上り坂
坂を上って目指すは――変電所
ゲート
「開けたら閉めて」と書かれたゲート

左は森で右は刈り入れのとっくに済んだ田んぼ。何と言うか、10月下旬と言えば、これまでは標高1,000mほどの山へ紅葉狩りへ出掛けるのが通例であったのだけど、ここ2年は自然歩道歩きばかり。我ながら軟弱になったと思う。

今度は相場川支流・日之谷川に当たり、その上流方向へ。川を渡ったところに緑色のゲートがあった。潜った先は、山の中の上り坂。


 


西部変電所
中部電力・西部変電所。超高圧変電施設とのこと。触ったら感電……どころではない?

上り切ると、またゲートの扉があった。空けて、潜って、閉める。そこに東海自然歩道の標識があって左折を示している。そちらへ進む。上り坂はまだ続いている。

――右側に、骨組みのような巨大な格子が組み合わさった建造物が見えてきた。ここが、西部変電所。PM0:44。

さあ、今日中盤の見所がこの変電所。町での変電施設は良く見るけれど、言ってしまえばそいつらの王様だ。スケールが全然違って、ちょっとした異世界感さえある。

でも……自然歩道の見所、と言ってしまって良いかは甚だ疑問。

鉄塔群
幾つもの鉄塔が寄り集まっている
カマキリ
アスファルトを行くカマキリ
女郎蜘蛛
女郎蜘蛛

――そう言えば東海自然歩道を歩いた初日、大阪の茨木市あたりでも変電所を眺めたことがあった。あの時は、こんな近畿地方の果てまで歩くことなんて全然想像もしていなかった。随分と遠くまで来てしまったものだ。

セイタカアワダチソウが並ぶ道脇の草地に座って小休憩。なにしろ、これから養老山地越えがある。体力は極力温存しておくに越したことは無い。というか、体力というより日没の時間の方が気になってきた。日没までに峠は越えられるだろうけど、その先はどこまで行けるか……。結局、休憩は7分ほどで切り上げ。再び北へ向かって歩き出す。

上り坂はまだ続く。やがてフェンスの向こうに「京ヶ野 三等三角点 241.2m」を見ると勾配は落ち着いた。左側はゴルフ場の敷地。


 


養老山地
畑の道を行く。正面に養老山地
県道157号との接点
左は県道157号、右が川原集落

右から二車線の県道157号がやってきて合流した。コースは県道を避け、それと並行する道へ。周囲は畑、正面には養老山地の青々とした山塊が見える。――あの、少し低くなったところが川原越えだろうか? 案外、低く見えるけれど……。

県道とまた一瞬接したけれど直ぐに離れて、川原集落に下りて行く。

丸山神社の鳥居
社
北勢町・川原集落の入口に社

川原集落に到着。三重県コース最後の集落と思うと、どこかしら感慨深い。

集落の中を歩いていく。養老山地西麓の集落の昼下がり――とても静かだ。学校の前を通過。丸山神社の鳥居の前を通過。そして、川原バス停に到達する前に「東林寺白滝」を示す道標。

集落を離れ、東林寺へと下りて行く。

東林寺分岐
県道606号上、川原バス停・東林寺分岐
田切川
東林寺とコースの分岐。背後は田切川
東林寺
東林寺

大きくカーブを切って、狭隘な田切川流域へ。その田切川も渡ると、三方向分岐道標が立っていた。右がコース本線の川原越え、左が東林寺だ。

――と言っても、東林寺の場所もすぐ。そちらへ道を辿ると、1分少々で到着した。時刻はPM1:36……やっぱり予定より遅れている。

そんなわけで、境内見物をさっさと済ませることにする。いつも寺社は足早に詣でてばかりで、逆に何かバチが当たるんじゃないか、なんて思っているのだけど。

それはそうと、白滝はどこだ……。

先のコースへ進む→

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