行者杉のみち

－トレイルランナーの駆ける林間の道－

【公式案内】大阪府：なし

【コース】金剛山ロープウェイ前バス停～ちはや園地～伏見峠～神福山～行者杉峠～紀見峠～紀見峠駅

【距離高度】12.2kmkm、630m-1,053m-225m

【踏行日】2009年11月中旬

大阪府境をめぐるダイヤモンド・トレイルも、このあたりまで来ると俄然、静かになります。登山対象となる山も少なく、ハイカーの姿が減る代わり、トレイルランナーの姿が目立ちます。金剛山地から和泉山脈への移り変わり、緩くアップダウンを繰り返しつつ、高度は1,000mから400mまで次第に落としていきます。確かに、山を走るには良いコース。

金剛山を別とすると、一番の見所は中葛城山付近から和歌山県側への見晴らしでしょうか。紀ノ川流域の向こう、高野山や大峰山地が眺められます。ただし、稜線上、見晴らしのある箇所はごく少ないです。薄暗い人工林の中の歩きが続きます。

西ノ行者を過ぎると雰囲気が変わります。山ノ神からは舗装道。紀見峠手前で国道371号旧道に飛び出し、山歩きはここまで。和歌山県側へ進み、集落を抜けて紀ノ川流域へと下っていきます。

本コース、道は明瞭で歩きやすいです。静かに歩きたい時にお勧め。

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