- 真っ赤に染まった葛城山から金剛山地最高峰へ縦走する -
【公式案内】奈良県 > 近畿自然歩道 > ガイドマップ(2-9.葛城山ツツジを楽しむみち)
大阪府、なし
【コ ー ス】ロープウェイ葛城山上駅~大和葛城山(959m)~水越峠~金剛山(1,125m)~国見城跡~千早城跡~金剛登山口バス停
【距離高度】9.3km、870m-515m-1125m-510m
【踏 行 日】2005年9月中旬、2013年5月中旬(葛城山上駅~金剛山)、2009年11月中旬(金剛山~金剛登山口バス停)
大和葛城山のツツジは有名。山頂部を真っ赤に染める光景は、近畿地方の風物詩としてニュースで毎年流れるほどです。「一目百万本」というのは大げさにしても、高度900mの高原に広がるツツジ野原は一見の価値があります。奈良県側から葛城山ロープウェイで気軽に上がって来られるのも人気の理由。
もっとも、シーズンの週末は乗り場は大混雑となり、2時間待ち程度は当たり前。ツツジの季節に本コースを歩く時は、ロープウェイ駅にはなるだけ早く着いておく必要があります。
……というのは、本コースはハードな山岳縦走コースだからです。ダイトレの葛城山~金剛山区間をそのまま利用していますが、高低差440mの大下り、600mの登り返しという区間となります。ツツジ鑑賞にかまけて葛城山出発が午後になると、後半、辛いことになります。また、水越峠以南はヒノキやスギの林ばかりで、地味です。
一ノ鳥居を右折すると、金剛山のメインロードとなり、大勢の人の姿。葛木神社、転法輪寺と進むとさらに賑やかさが増します。1000回以上登拝者の名が掲げられるボードも立っていて、この山の人気ぶりが思い知らされます。その先、山頂広場が展望地。
そして、金剛山登山道としてメジャーな千早尾根を下ります。コース終点、金剛山登山口バス停から富田林駅までのバスの便も多発。