犬飼川の流域を訪ねるみち

　　－能勢から亀岡盆地へと抜ける、人知れない道－

　　　　　　大阪府、なし

【コース】倉垣バス停～歌垣山～関西電力吉野変電所～犬飼林道～東光寺～穴太寺

【距離高度】11.5km、250m-553m-110m

【踏行日】2012年6月中旬

大阪府北端の能勢町から京都府亀岡市に入る、かなりマイナーな山越えコース。

歌垣山山頂までは、おおさか環状自然歩道との重複コースであることもあって、整備された山道。

ところが、山頂から車道を北に進み、山道に入った途端、山深い雰囲気に満ちます。道標は要所にありますが、道が細いところもあり、きちんとしたハイク装備が必要です。

いったん車道に出た後、京都府境に下っていく山道も序盤はやや荒れ気味。逆に言うと、静かに歩きたいのならこの区間は最高でしょう。大阪梅田から電車で1時間＋バス20分、ハイカーの姿は無く、歩く人がいるとしたらそれは自然歩道ウォーカーだけですから。（誰も見かけませんでしたが……）

府境にある細い橋を渡ると、京都府に入ります。ここから先、犬飼川に絡めた林道歩きが長々と続くのですが、正直、退屈な道です。整然と立ち並ぶ杉は見事。

盲導犬訓練センターまで歩くと人の姿（＋犬の姿）を見掛けるようになります。亀岡盆地に入って田園地帯となったら、犬飼天満宮へ寄り道しておきましょう。国道423号へ突き当たったところには東光寺もあり。

国道を北に辿り始めて、すぐに左に逸れ、犬飼川の脇の農道歩きになります。右に田園光景、正面に愛宕山を見ながら歩きます。

真福寺に突き当たる手前で右折すると、すぐに穴太寺に着きます。西国三十三所の札所ですが、比較的静かなお寺。

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