- 温泉街の峠を抜けて亀岡盆地の名刹へ -
【コ ー ス】宮前バス停~谷性寺~湯ノ花温泉~神蔵寺入口~稗田野神社~小幡神社~金剛寺~穴太寺
【距離高度】10.8km、180m-200m-110m
【踏 行 日】2012年6月中旬
京都盆地には、京都府の人口の50%を占める京都市があります。
――その京都盆地の西に、やや小さく亀岡盆地があります。京都盆地からひと山隔てているだけですが、田園の多い静かな地域です。
本コースでは、その亀岡盆地にある穴太寺を目指します。高低差もあまり無く、全線車道。軽ウォーキングコースに分類出来るでしょう。
宮前バス停には亀岡駅・千代川駅・園部駅からバスがあります。合わせると、1時間に1本程度。
前半は山あいの田園地帯歩きで、途中、幾つか寺社を拾います。谷性寺(こくしょうじ)には明智光秀の首塚あり。
国道歩きを挟んで、中盤、湯ノ花温泉への峠越え道に入ります。温泉街と言っても建物は疎ら。一方、交通量は多めです。見所の桜天満宮はコースからだいぶ外れます。
坂道を下り切ると亀岡盆地が広がります。神蔵寺は往復15分程度の寄り道。入山料¥300。
後半、国道372号を横断して稗田野に立ち寄った後は、国道を渡り返して広大な田園地帯を突っ切ることになります。――そして、その先が迷いどころ。道標も乏しいです。
基本的に、丁塚山の山裾を歩けばOK。高谷の集落の中に道標が見つかると思います。さらに左側に田園地帯を見ながら東に進み、穴太の住宅地に入ります。
府道407号に出ると三方向道標が立っています。一方で「亀岡運動公園」が示されていますが、そちらは片道0.8kmの寄り道。府道をそのまま南下すれば穴太寺に到着します。