- 大宇陀の旧街道から山辺道までを繋ぐ -
【公式案内】奈良県 > 近畿自然歩道 > ガイドマップ(4-3.阿騎野、三輪山万葉のみち)
【コ ー ス】大宇陀バス停~黒門~徳源寺~嬉河原~半坂~粟原寺跡~忍坂~大神神社~三輪駅
【距離高度】11.0km、355m-440m-70m
【踏 行 日】2009年10月上旬
本コースは東海自然歩道から近畿自然歩道が分岐するコースとして重要です。分岐点は、大神神社から南下して大和川にぶつかった地点。ここで、東海自然歩道は左折して東を目指しますが、近畿自然歩道は大和川を渡って南へ向かいます。
ただし、公式の本コース起点は大宇陀の阿騎野宿。見所多き町ですので時間をとってゆっくり回ることをお勧めしますが、ゆっくりし過ぎないよう。コース最後に大神神社でも、見所多くて時間が潰れます。さらに粟原寺跡、天王山古墳、舒明天皇押阪内陵、海柘榴市観音堂などはコースを外れての寄り道が必要です。距離以上に時間を要するコースと言えるでしょう。
なお、本コースでは嬉河原~徳源寺が山道区間で、それ以外は車道歩きです。奈良盆地側と大宇陀側で雰囲気が結構変わります。(高度差もあります)
道標は要所にありますが、わりと迷いやすいです。町の区間ではポール型の小さな道標になるので、目立ちません。特に逆方向に歩いた場合、粟原の集落から粟原寺跡へ向けて上がっていくところ、コースは粟原寺跡よりずっと手前で左に折れるのですが、道標がちょうど電信柱の影になって見落としがち。
また、嬉河原~徳源寺の山道の西側は廃道認定です。突っ込んでみましたが、藪高くて草露で濡れまくるわ服にトゲトゲの草の種がつきまくるわ蜘蛛の巣まみれになるわで途中でギブアップしました……。コースの逆側からも突っ込んでみましたが、やっぱりダメ。再整備されるまでは、車道を回るしかない状態でした。('09年10月現在)