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高見山を越えるみち

- 三重・奈良県境越えで得る樹氷の杜と大展望 -

 

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【コ ー ス】杉谷バス停~小峠~高見山(1,248m)~高見峠~舟戸~波瀬~泰運寺~月出の里

【距離高度】18.7km、475m-1,248m-360m

【踏 行 日】2006年3月上旬、2010年11月中旬


奈良バス・高見山登山口バス停
杉谷の隣、高見登山口バス停。榛原駅から
小峠
小峠。鳥居を潜って登っていく
高見山頂
標高1,248mの高見山頂。高角神社がある
樹氷
高見山に樹氷が付いても、眼下は青々とした大地――
樹氷のトンネル
山頂付近、樹氷のトンネル

三重と奈良の県境、台高山地の北端に位置する高見山。

――樹氷の名所として有名。厳冬期は、それを見るための登山バス「霧氷バス」が出るほど(高見山、三峰山)。ただし、樹氷の出来る条件は風と温度。冬に登る場合は、しっかりとした冬山登山装備で挑みましょう。ちなみに、榛原駅からの路線バスは高見平野に寄り道するため、20分ほど余計に時間がかかります。

高見登山口バス停の次が、終点・杉谷バス停。せっかくなので、コース始点から歩きましょう。本コースの前半、高見山登山は特に問題はありません。普通の登山道です。小峠~杉谷平野分岐までやや道が細く、急登ですが。その先はブナの森と好展望の地。気分よく歩けます。

山頂には神社と展望台、避難小屋があります。ハイカーも大勢で、人気の山であることが実感できます。

大峰山地
山頂から南南西に台高山脈が伸びていく。見えているピークは国見山。その右遠方に大峰山地が横たわる
高見峠
秋の高見峠。駐車場が見える
舟戸川
舟戸川の渓流

高見峠には駐車場とトイレあり。その先が三重県ですが、コース終点まで12km、プラス森バス停まで8kmほど距離があることを承知の上で突入する必要があります。車道を僅かに歩いて「和歌山街道」散策コースに入り、山道の尾根下りとなります。舟戸集落からは車道歩きですが、舟戸川の渓流と紅葉はなかなか乙でした。

国道166号歩きになると、正直、退屈です。波瀬集落では少し寄り道して気分を変えた方が良いと思います。(時間に余裕があれば)

小原集落の先で「発覚梵鐘」の案内を捉えて鋭角に左折、薄暗い、口窄谷の沢沿いの急勾配の車道歩きです。泰運寺からは山道になり、一度上がって、また下るのですが、やや道筋不明瞭。

民家の庭先を抜け車道に出たら、月出の里はすぐ。

波瀬の家
波瀬集落を行く。雰囲気のある通りも
泰運寺
泰運寺の鐘楼
月出の里案内所
月出の里案内所。狸がトレードマーク

  • 推定距離:18.7km
  • 累積標高:+1,219m -1,328m
  • 推定時間:7時間21分
  • ≪ 丹生川上神社と巨木をめぐるみち

    三峰山、中央構造線を歩くみち ≫

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