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英虞湾一望の横山をたずねるみち
－ 志摩随一の景勝地である英虞湾を見下ろす極上の展望道 －
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【コ ー ス】志摩横山駅～横山ビジターセンター～横山園地第3展望台～横山(203m)～浅間山～迫子バス停
【距離高度】5.9km、20m-203m-0m
【踏 行 日】2011年2月中旬
三重県屈指の展望コース――というより、日本の自然歩道として屈指かも知れません。なにしろ伊勢志摩国立公園の白眉、英虞湾を北から眺め下ろす大展望コースなのですから。志摩の多島美は、日本が島国であることを実感させてくれることでしょう。
ただし、近鉄・志摩横山駅から歩く場合は、最初の展望台までの車道歩きを長く感じると思います。駅前交差点から「横山石神神社参道入口」と示される道に進み、後沖川を長尾橋で越えたら右折、旧道に入って道なりに歩いていくだけ。暫く進むと、横山ビジターセンターの建つ交差点に突き当たります。ここで左折して車道を展望台まで進んでも良いのですが、ここは右折して「創造の森」へ下り、山道を伝って横山第一展望台へ登ることをお勧め。季節がよければ菖蒲園なども楽しめますし。
車道が尽き、木製スロープを伝って最初の展望台へ上っていく演出は素晴らしいの一言。上るにつれ英虞湾の絶景がせり上がってきて、気分も一緒に盛り上がること必至。ちなみに、この横山園地には展望台は4つ（横山、パノラマ、見晴らし、英虞湾）。南側の展望はほとんど一緒ですが、見晴らし展望台だけが北～東の展望を持っています。
その先は横山山頂まで樹林の山道。眺望は閉ざされますが、気持ちよく歩ける尾根道。横山山頂は残念ながら眺望は苦しいのですが、その先、浅間山手前にあずま屋があって、今度は南～西方への展望が得られることになります。下りて行く迫子の集落は手前。
さて、下山です。展望を楽しみながら木階段を伝って軽快に下りて行きます。車道に出たら道標に従い、迫子集落に入ります。最後、迫子川とともに南下して、英虞湾と出合ったところがコース終点。県道17号に迫子バス停が立っています。駅への便は1時間に1本ほど。
なお、本コースはビジターセンターにも掲げられた「横山～迫子ウォーキングマップ」とほぼ一致しているコースです。
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