- 神戸の街の裏山の向こうにある、どこか懐かしい里と湖 -
【公式案内】兵庫県 > 兵庫の自然 > 兵庫の自然歩道 > 山陽路ルート > 42.つくはら湖をめぐるみち
【コ ー ス】大滝口バス停~無動寺~六條八幡神社~箱木千年家~つくはら湖~呑吐ダム~満願寺~御坂バス停
【距離高度】11.5km、205m-80m
【踏 行 日】2010年6月上旬
六甲山は瀬戸内海から立ち上がりますが、その山地の反対側にも神戸の市街地は伸びています。
――神戸三ノ宮から北神急行で10分で到着する谷上駅は、そんな町。そして駅から30分ほど歩くと本コースの起点、大滝口です。それまで続いた町光景が一変、懐かしさを感じさせる山里の雰囲気に飲み込まれるところ。コース前半は、そんな里を見ながらの山裾歩き。
そして、里を後に残して山あいを上っていき、鋭角に曲がって今度は少し下ると、つくはら湖の端に出ます。
ここに建っている箱木千年家は、つくはら湖造成の際に日本最古の民家を移設したもの。夕方には閉鎖されるので注意。見学料は¥300。
そして、後半はつくはら湖遊歩道歩き。この歩道は自転車コースになっていて、自転車がよく通ります。ウォーキングしている人の姿も多く見られます。
つくはら吊橋を左に見る地点の先に……「管理道で落石の危険もあり立ち入りはご遠慮を」という標示。そこはまだ公式にも近畿自然歩道なのですが……そのうち対岸の迂回路が正式コースになるかも知れません。管理道自体は幅も広く、特に危険は感じませんでした。
湖も尽き、呑吐ダムを後ろに見ながら里に下りていきます。県道に突き当たれば終点の御坂は程近いです。