- 大山中腹を巻いて大山阿夫利神社へ -
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【コ ー ス】蓑毛バス停~蓑毛越~大山阿夫利神社下社~見晴台~日向渓谷~日向薬師バス停
【距離高度】8.7km、310m-760m-140m
【踏 行 日】2013年5月上旬
大山は標高1,200mを超えながら、ケーブルカーを利用して気軽に登れる丹沢入門の山。
――その人気の山で、最もポピュラーな阿夫利神社からの登山道を本コースは真横に横切ります。トレッキングというものの醍醐味が味わえるコースだと思います。
蓑毛は丹沢の入口。大山に向かって、まっとうな登山道が伸びています。神奈川県コースでは少ない、本格的な登山道。山頂まで900mの高低差があるためハイカーも少なく、静かに歩けます。途中でシカを見掛けることも。
道の状態も良く、大山山腹を巻く道に入ると爽快に歩けます。ところが、それも阿夫利神社下社まで。そこではハイカーから観光客まで老若男女大勢の人がたむろっています。境内からは相模平野と相模湾への見晴らしも得られ、休息を取るには良い場所です。ケーブル阿夫利神社駅はエスケープに使えます。(ただ、ハイシーズンには長い待ち行列が……)
コースはさらに巻き道を辿り、二重の滝を過ぎると上り勾配となります。稜線尾根上の広い草原に飛び出したところが見晴らし台。高度770mの本コース最高地点です。名の通り、大山と相模平野北部への展望が開けています。
緩やかな尾根を下って左折、九十九折りの山道を下りていくと日向ふれあい学習センター脇の車道に出ます。ここからは日向川に沿って下る渓流沿いの道ですが、途中に幾つか寺社や史跡が見られます。浄発願寺などは罪人駆け込み寺などとも言われますし、途中には神奈川の古道50選の日陰道への入口もあります。駆け足で過ぎるのは勿体無いので、時間を計算しておきましょう。
日向薬師への道を左に分けると、日向薬師バス停はまもなく。