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佛通寺・竹原ルート

- 古墳・史跡を巡りながら紅葉の名所を目指す -

 

【公式案内】広島県自然歩道 > (9)佛通寺・竹原ルート > 歩道図

【コ ー ス】蟻ヶ平山~御年代古墳~梅木平古墳~新高山城跡~馬井谷~高坂自然休養村~佛通寺

【距離高度】19.2km、310m-10m-263m-130m

【踏 行 日】2012年12月下旬

本郷

蟻ヶ平山より北東に見る本郷。コカコーラ工場の向こう、新高山城跡・高山城跡が見える。遠方は中国自然歩道が通う大峰山(610m)と龍王山(665m)

ブランコ

蟻ヶ平山(358m)の山頂にはブランコが…

瀬戸内海

蟻ヶ平山より南の展望。瀬戸内海の向こうに四国

梅木平古墳

梅木平古墳。広島県で最大の横穴式石室を宿す

蟻ヶ平山は竹原市と三原市本郷町の境界の山。コースから0.3kmの寄り道が必要ですが、寄っておく事をお勧めします。瀬戸内海へは窮屈な眺望ですが、中国自然歩道の通る本郷の町や大峰山などを見通すことが出来、自分のいる位置を把握することが出来ます。

もっとも、蟻ヶ平山の竹原市側の道は悪路。ヤブと倒木で通行困難な箇所がありました。草枯れる冬なら突破可能ですが、夏秋では難しいかも知れません。

本郷側に下りると、途中、ゴルフ場の敷地に当たりますが、こちらは進入可能。「自然歩道通行者」限定という標示があります。

なお、本郷町内は総じて道標に乏しいです。それほど複雑な道採りは無いのですが、長い間現れなかったり、ちょっと奥まったところに道標があってあれ?となります。地図は必携。

新高山城跡

新高山城跡を見上げる。登山コースあり

山陽本線

山陽本線を渡る。見えるのは高山城跡

平坂

平坂の集落。山際を山陽自動車道が渡る

中盤以降は、すべて車道歩きとなります。併走する国道2号の騒音を聞きながら山陰道を歩きます。途中、貞丸古墳、御年代古墳、梅木平古墳を拾います。梅木平古墳と本郷中学を挟んだ逆側には、国指定史跡・横見廃寺跡がありますが、何もありません。

沼田川とともに小早川氏ゆかりの新高山城跡・高山城跡の間を通り抜けると、本郷天然水の水場があります。ただし20リットル100円なので喉を潤すには使えません。

その後は長い一本道。ようやく橋を渡って山へ向かうと、やがて山里へと光景が変わります。高度を260mまで上げた後、高坂自然休養村管理センターの脇の道で一気に下り、1,397年創建の臨済宗のお寺・佛通寺に至ります。ここは紅葉の名所で、バス停もあります。

カモの群れ

畦を闊歩するカモたち。馬井谷にて

鹿群池

高坂自然休養村の鹿群池。高度257m

明道松と鐘楼

佛通寺の庭園。明道松と鐘楼

佛通寺川

仏通寺川。沼田(ぬた)川に注ぎ込む

コースマップ

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