

日光は奥白根山。標高2,578mは関東以北での最高峰。
通称、日光白根山。他の白根山と区別するためこう呼ばれますが、実際は、奥日光のさらに奥に位置する奥白根山をピークに持つ複合火山のことです。
山頂からの展望は素晴らしいの一言。五色沼・弥陀ヶ池という変化もあります。また、湯ノ湖・中禅寺湖・戦場ヶ原・男体山という展望も期待を裏切っていないと思います。


奥白根山から富士山を見よう!

山頂は森林限界線の上にありますので、富士眺望は可能です。また、山頂のみならず、前白根山、五色山の山頂部からも見ることが出来ます。
ただ、富士山まで170kmもの距離を挟みますので、気象条件はかなりシビアです。

奥白根山を日帰りで歩こう!



十分、日帰り可能です。ただし、登山口に首尾よく早朝の内に辿り付ければですが。なにしろ「日光」ですので、アプローチに使う道と通過時間帯は良く考える必要があります。この山の場合、片品村側からアプローチし、混雑する日光の道は一切使わないという手もあります。
さて、日帰りハイクコースですが、丸沼からゴンドラ利用するルート(標高差600m)が最短のようです。もっとも、ゴンドラは運行時間に制限があるので、車利用であれば菅沼(標高差800m)ルートが最もリーズナブルだと思っています。良く整備されている上、コース採りが巧くて歩き易く感じましたし。あと、電車・バス乗り継ぎのアプローチなら湯ノ湖ルート(標高差1,100m)でしょうか……。
なお、この山には避難小屋はあっても営業小屋はありませんので早朝登山を心がけましょう。