- 熊野古道・紀伊路の最難関と言われる峠に挑む -
【公式案内】和歌山県情報館 > 近畿自然歩道の概要 > コースの紹介 > 22.鹿ヶ瀬峠越えのみち
【コ ー ス】井関バス停~河瀬王子跡~鹿ヶ瀬峠~金魚茶屋跡~沓掛王子跡~高家王子社~紀伊内原駅
【距離高度】13.0km、24m-335m-1m
【踏 行 日】2009年11月上旬
近畿自然歩道の道標はありませんので、熊野古道の道標を辿ります。
――ただ、湯浅~井関区間が何故か連絡路となっており、本コースは井関バス停から始まります。湯浅から歩いても問題ありませんし、王子跡2つを加えることも出来ます。たぶん、距離が15kmを越えるので区切られたのでしょう。
河瀬王子跡、馬留王子跡を見て、峠道となります。途中、熊野古道の山道が分かれるところもありますが、ことごとく通行止め。従って、登りは車道歩きオンリーです。
峠付近まで行くと、林の中に埋もれるように痔の地蔵と法華の壇あり。その先、草地の大峠。
鹿ヶ瀬峠からの下山が石畳の道。かなり長く続きます。
林から出ると熊野古道公園。あまり整備されていませんが。その先、金魚茶屋。
以降は山あいの里の旧道をのんびりと辿る区間となります。空間が広くなってくると、終点は間近。その手前、立派な高家王子の社が建っています。本コース、6つある王子のうち、唯一、“跡”では無い社。
ここで熊野古道から分かれ、線路の西側に出て紀伊内原駅へまっすぐ向かいます。