- 秀麗な若狭富士を正面に置いて、日本海の波打ち際を歩く -
【公式案内】福井県 > 近畿自然歩道 > ルート図(2)若狭町~小浜市~大飯町~高浜町
【コ ー ス】城山公園~漁村文化伝承館~若宮海水浴場~はまなすパーク海水浴場~青海神社~日置バス停
【距離高度】5.2km、0-10m
【踏 行 日】2015年3月下旬
コース名の通り、青葉山を正面に見ながら、海岸線をひたすら歩いていく道です――ただし、東から西へと歩く場合。青葉山は東または西から見るとキレイな円錐形に見えるため、良いランドマークとなります。また、海から立ち上がるので低山ながら迫力があります。
ただし、本コースの見所は起点の城山公園になることでしょう。明鏡洞という分かりやすい名所もありますが、城山遊歩道を巡って北側の岩礁や丘の上にある高浜城址を訪ねて見ることをお勧めします。東側の天王山展望台からは、霞みながら遠く伸びていく大島半島が目にできます。西側の展望台からは、当然ながら青葉山――。
城山公園を離れ、漁村文化伝承館を過ぎると暫く何も無し。
若宮海水浴場を過ぎて国道へ出されると、少しだけ国道歩きとなります。車の往来が激しいので、ここは中寄集落を貫く道に逃げるのも手。
そして、中寄交差点からは再び海際に出て、良く整備されたはまなすパーク海水浴場の歩道歩きとなります。波音を聞き、松原と白砂と青葉山を見ながら歩ける心安らぐ道。ちなみに、はまなすは「浜茄子」でバラ科の赤い花のこと。東三松海岸が「はまなすパーク」、西三松海岸が「えびす浜ピーチ」とハイカラな名前に置き替えられています。雰囲気的には「三松海岸」で無問題なのですが。
関谷川に当たって海岸線歩きは終わり。関谷川の右岸の車道を南下します。小川を挟んで青海神社の手前で左に折れ、細い道を通って国道に出ると日置バス停はすぐ右に。最後、青海神社に立ち寄っておきましょう。ショートコースなので、半日あれば十分。