- 清閑なる山 -
全長28.7km。
奥丹沢、という地域名に明確な定義は無いようですが、自分にとって「奥丹沢」とはまさにこの丹沢湖から西の“何もない”地域。
とにかく丹沢湖まで長い長い道のり。山は見上げるだけで窮屈な展望、加えて分岐がほとんど無い単調な林道。東海自然歩道は踏破したいけどハードな山岳コースはちょっと……と、いう人のために用意されたコースでないかと推測しています。そう考えると手ごろな道。
丹沢湖に出れば麗しき風景。釣り人の姿が現われ、永歳橋の袂には展望所つきの休憩所も。
全長7.4km。
アップダウンのそう厳しくない山稜線を辿る道。相模・甲斐国境線です。
地図を見て、山梨側の展望があるかと思いきや実際はほとんど展望は無し。緑の中を歩きます。丹沢の中でもかなりマイナーなコースで、ハイカーの姿は滅多に無し。
なお、白石峠からコースを外れ、直進すると600mで加入道避難小屋、道志側に下山すると道志の湯があります。うまく活用しましょう。
全長4.6km。
善六ノタワまで山稜線歩きですが、急降下。その下では本棚・下棚という滝も見られます。途中に登り口がある権現山が一般登山が出来なくなったのは残念。
その後は西沢という沢を歩きます。
比較的、ハイカーの姿が多いコース。主に自然教室からの畦ヶ丸周回コースに使われるようです。