丹波朝霧のみち

－ロープに縋りついて登る修験の道－

【公式案内】兵庫県 > 兵庫の自然 > 兵庫の自然歩道 > 子午線円山川ルート > 22.丹波朝霧のみち

【コース】城南学校前バス停～美濃坂峠～三国ヶ岳～母子～稲荷神社～愛宕山～愛宕堂～龍蔵寺～龍蔵寺口バス停

【距離高度】12.1km、229m-645m-450m-648m-212m

【踏行日】2014年7月下旬

愛宕山から篠山盆地とその周囲を取り囲む山々が眺められます。

――もっとも、愛宕山は修験の山というだけあって厳しい山で、龍蔵寺側から登ると急斜面の直登を強いられます。一直線にトラロープが張られているものの足がかりもなく、まさにロープを手繰りながら登る区間が100mばかり続きます。篠山盆地の朝霧を期待して早朝から登るには、あまりに厳しい道のり。

一方、やや登りやすい三国ヶ岳は、山頂に展望図こそあるのですが木立の中。見晴らしは得られません。また、小枕から美濃坂峠に上がる車道にも展望台が設置されていますが、こちらも樹木が育って展望は完全にブロック。同じ丹波で雲海に浮かぶ竹田城がブレークしているというのに、勿体ありません……。

それはそうと、本コースは2つの低山に登るだけとは言え、変化の楽しめる好コースと思います。田園だけでは無く茶畑も広がり、要所には社寺もあって一息つけます。また、少し長い寄り道になりますが青野川渓谷にも立ち寄れます。

難はアプローチの長さ。特に、龍蔵寺口バス停のバスの便は乏しく計算出来ないため、私はJR福知山線・南八代駅から40分歩いて到達しました。

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