- 加古川とともに巡る紅葉三昧の里道 -
【公式案内】兵庫県 > 兵庫の自然 > 兵庫の自然歩道 > 子午線円山川ルート > 15.紅葉の名刹 高源寺へのみち
【コ ー ス】大名草上バス停(廃止)~常瀧寺~高源寺~佐地神社~パラグライダー着地点~子午線標識塔~佐治バス停
【距離高度】7.1km、185m-130m
【踏 行 日】2006年11月下旬
コース名に「高源寺」という固有名詞があからさまに付いています。しかも「紅葉の」という季節限定まで付きます。要するに、このコースは高源寺の紅葉を見るための設定。
その高源寺へ向かうのはふつうはマイカーです。と言うのは、高源寺へのバスの便は極めて限られるからです。そういう意味で、到達まである程度の距離こそありますが、多少バスの便がある佐治バス停から始まる本コース設定は理にかなっていると言えるでしょう。
実際、秋の時期に歩くこのコースでは、そこかしこで季節が感じられます。秋色に染まった山々を眺めながら秋の里をのんびりと散策するのは悪くはありません。高源寺ではどっと人が繰り出していますが、却ってそれでメリハリがつきます。アップダウンもほとんどなく、散歩には最適。
姫神バス・佐治バス停から歩き始めます。
集落を抜けると佐治川に当たって景色が開けます。隣の『圓通寺を訪ねるみち』との接続点です。
……ところが当日、佐治川の橋が工事中で渡れませんでした。大きく迂回する羽目に。
コースに復帰。北進して国道427号の交差点の子午線標示柱を見て、進路を西へ転じます。パラグライダーが次々と基地に下り立つのを見ながら、見通しの良い里道を進んでいきます。
やがて国道427号に再合流し、国道歩きとなります。真っ直ぐで退屈な道ですが、秋であれば道脇に立ち並ぶ紅葉を楽しめます。
コースから500mばかり離れた高源寺に立ち寄ります。要入山料。
――境内はそう広いわけではありませんが、その紅葉密度は相当なもの。人出は凄く、寺前には出店も並んでいます。カメラマンも大量出没。
しばし、散策していきます。
コースに戻ります。国道を横断していったん北へ向かいますが、すぐに西に方角を戻します。再び里道。高源寺の喧騒が嘘のよう。
文室、惣持の集落を過ぎると加古川を渡り、国道も横断して大名草の集落へ入っていきます。
途中、200mほどの寄り道をして常瀧寺へ向かいます。ただ、“乳の木さん”と呼ばれる大銀杏を見るには、もう少し山を上ることが必要。
大名草の集落を抜けると、国道427号と国道429号の交差点。大名草上バス停は、その脇。(後注:大名草上バス停は現在では廃止された模様)