おおさか環状自然歩道 ≫

能 勢

- 大阪の故郷 -

 


【踏 行 日】2009年9月中旬

【撮影機材】OLYMPUS E-620, ZD14-54F2.8-3.5Ⅱ, ZD50-200F2.8-3.5, Panasonic LX-3

能勢電鉄 日生中央駅~知明湖~府民牧場
★★☆ なんの自然歩道でも無い。また、府民牧場の近くにはバス停もあるので駅から1時間半かけて歩く理由も無い。
府民牧場~三草山~長谷の棚田~浮峠~行者山~剣尾山~宿野
★★☆ おおさか環状自然歩道の最初の区間。日本の棚田百選の長谷と剣尾山が2大みどころ。低山登山2つと計算。
宿野~暮坂峠~篠口峠~歌垣山~妙見奥の院~能勢妙見山
★★☆ こちらも低山登山2つ。前半は車道歩きが多いが、後半は山道が多い。妙見山はブナも見られる観光地。

能勢電鉄 日生中央駅~知明湖~府民牧場

日生中央駅

能勢電鉄・日生中央駅

歴史民族資料館

深山池公園にある歴史民族資料館

AM6:34、日生中央駅。ここから、おおさか環状自然歩道の「起点」を目指して歩き出す。

美山台の新興住宅地の車道を上っていく。途中に深山池公園がある。

右折して丸山台住宅地を上がっていく。最上部、老人ホームのあるところから東へ下る。



知明湖

兵庫県・知明湖――その西側の翼

赤鉄橋

国道173号・能勢街道が湖を跨ぐ

湖の釣り人

知明湖は日本のダム湖100選



国道173号

国道173号を北上

監視カメラ

川沿いに立つ不法投棄監視カメラ

山の中へ入っていく。目の前に現れたのが知明湖。西岸を国道173号が貫いている。

左折、しばし国道歩き。途中からは旧道に逸れる。湖は次第に細くなって、やがて大路次川へと変わる。

国道と合流して共に進む。旧道のあるところでは旧道を使いながら、じりじりと北上。

兵庫県から大阪府に入る。



ようこそ

兵庫と大阪の府県境。「ようこそ能勢町へ」

一庫大路次川

県道104号沿いの大路次川

平野口バス停

阪急・平野口バス停。道の駅能勢付近




府民牧場~三草山~長谷の棚田~浮峠~行者山~剣尾山~宿野

府民牧場

府民牧場の正門。おおさか環状自然歩道起点

能勢の秋景色

能勢の秋景色。剣尾山が見える

府民牧場、AM8:41。おおさか環状自然歩道歩きをこの起点から開始。

牧場前の車道をそのまま進む。府道603号に合流し、長谷川に当たって左折、暫くの間、畦道歩き。

長谷の手前で左折の道標。三草山を左から回り込むように上っていく。背後に長谷集落。

途中から山道、いわく「ゼフィルスの森」。



畦道

長谷川右岸の畦道歩きに変わる

キアゲハ

秋のキアゲハ

ノシメトンボ?

あまり赤くないアカトンボ



睡蓮

溜池に自生していた睡蓮

棚田

遠ざかっていく長谷の棚田下部を見下ろす



ゼフィルスの森

三草山ゼフィルスの森

歴史民族資料館

三草山の山頂、標高564m。大阪・兵庫の境

長谷上部

長谷の最上部は空の道

長谷の棚田

日本の棚田百選・長谷。背後は三草山



ヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ。翅の裏面も綺麗

長谷集落

長谷を下る。藁葺き屋根も見られる

AM10:12、三草山山頂に到着。

――丸みを帯びた小広場。展望良く、ハイカーの姿も多い。

10分の休憩の後、下山開始。車道に合流したところがサイノカミ峠。ただ、進む方角不明瞭。暫く迷う。

方角を定め直し、車道を下る。長谷の棚田の最上部に到達し、棚田を右に見ながら下っていく。

最下部に達し、山際の里道へ。



見上げる棚田

最下部から見上げる棚田

浮峠から山辺へ

浮峠を越えると、行者山が一気に近くなる

蛙

アカガエ……と思ったら緑色

行者山登山道

行者山登山道を往く



剣尾山山頂

剣尾山山頂。標高784m

府道602号を横断し、浮峠を越え、さらに国道173号を横断する。

能勢の郷を過ぎると行者山登山道。急登で、階段が多い。また、巨石も幾つか現れる。ファミリーハイカーも良く目にする。

標高469mの行者山山頂を過ぎると、そのまま剣尾山登山道となる。勾配はいくらか緩やか。自然林の山道。

六地蔵を過ぎた地点で自然歩道は右折していくが、剣尾山山頂へ寄り道。到着はPM1:30。



青少年野外活動センター入口

大阪府立総合青少年野外活動センターの入口

宿野へ

宿野に向かって車道を下る

宿野バス停

阪急・宿野バス停。

分岐まで戻って、下山開始。山道が尽きると青少年野外活動センターの領域となる。沢沿いの遊歩道を下り、正門から出ると、あとは車道下り。

長々と下って、府道54号の交差点に出る。左折して府道を進むと、すぐに宿野バス停に着く。PM2:26。




宿野~暮坂峠~篠口峠~歌垣山~妙見奥の院~能勢妙見山

久佐々神社

久佐々神社

イヤリング

サンゴールド――ひまわりの園芸種

暮坂峠へ

暮坂峠へ向かう



蛇行

蛇行する道

山内

山内の田園地帯

ヒメウラナミジャノメ

ヒメウラナミジャノメ

宿野の久佐々神社に立ち寄った後は、府道54号を東北東へ真っ直ぐ進む。このあたり、飲み物の自販機点在。府道が方角を北に転じ始めるところを直進して、細道に入る。そのまま暮坂峠へ向けて上がっていく。

峠を越えると、やや見晴らしが開けた。少し高いところを、秋の里景色を見下ろしながら歩いていく。

途中、左折の道標を捉えて、山道へ入る。ほぼ平坦な草の道を進むと篠口峠。PM3:31。

林間の下山路を伝う。すぐに車道に出て、田園地帯を南下。七面口バス停の立つ地点で府道106号を横断、倉垣のJA大阪北部を過ぎると「摂津歌垣山登り口」の石碑。



歌垣山

歌垣山

サギ

サギが翔ぶ

山道を登り切って、山頂部に到達。PM4:32。コースは右だが、左方すぐ近くにある男山も立ち寄る。最高点は女山の方だが見晴らしは劣る。

山道を下っていくと府道732号の堀越峠。クランク状に横断、更に南下。

林道を進む。途中から急坂の上り。



歌垣山山頂

歌垣山山頂。標高553mの女山

堀越峠

堀越峠。府道732号上

妙見奥の院

妙見奥の院



稲穂

刈り入れ時期の近い稲穂

野間大原

野間大原の道を往く

今日の夕日

日が山の端に沈む

稜線に達すると山道となり、妙見奥の院にはPM5:12に到着。

山道を下山、道幅が広くなり、今谷池を通過すると野間大原の集落に飛び出す。細かく道を繋ぎながら進む。最後は山道となって、「奥の院」の石鳥居を潜って府道4号に飛び出る。そのまま府道を上り始めるが、すぐに右折。長階段を登ると本滝寺。



長階段

本滝寺へ向かう途中の長階段

本滝寺参道

本滝寺参道

妙見山上

妙見山上、能勢妙見宮へ



阪神の街明かり

標高660mの妙見山から見晴らす――阪神の街明かりはさながら、光の海



星嶺

星嶺

山陽自然歩道起点

妙見山上の山陽自然歩道起点

本滝寺脇の道を上り詰めると、やがて妙見山の登山道と成り代わる。

夕闇に沈んだ山道を登っていく。しばらく進むと、妙見山上に到達する。PM6:30。

能勢妙見宮の境内を進み、星嶺の前の展望台で阪神の夜景を眺めた後、駐車場へと下りる。――ここに山陽自然歩道起点の道標。



先のコースへ進む→



おおさか環状自然歩道 ≫