- 野鳥の楽園・山口県立自然公園の大原湖を訪ねる -
【公式案内】山口県環境生活部自然保護課 > 山口の自然公園 > 自然公園マップ(全体コース地図)
【距離高度】25.8km、40-330-180m
【踏 行 日】2011年11月下旬、2012年5月中旬
【撮影機材】OLYMPUS E-5, ZD12-60F2.8-4, ZD50-200F2.8-3.5,Panasonic LUMIX DMC-LX3
JR山口線・宮野駅
「身近な里山」というコース名が付きましたが、本コースでの一番の見所はKDDI通信局の巨大パラボラであったりします。自然歩道の途中にあるものとしては、かなりの異物感です。もっとも、コース上からすっきりと見える箇所はありません。(近くの山に登れば見下ろせるのでしょうか…?)
他の見所は、序盤の山口市街の幾つかの寺社、嘉村磯多生家、大原湖ぐらいかも知れません。仁保地峠でJR山口線を走るSL列車が見られれば良いのですが、時間帯は限られます。と、いうわけで、本区間の楽しみ方としては、仁保~嘉村生家の間にある集落のローカルな名所、というところになると思います。実際、道脇にそのような案内標示が幾つも現れます。県道123号をベタに歩くのでは無く、集落を抜ける道を拾いながら歩くのがお勧め。
KDDI山口衛星通信センターのパラボラ
北河内・疫神社のイチョウを見返す
嘉村磯多生家
「平家の泉」の取水口。平家岩は0.5km先とか
佐波川ダムバス停。堀で徳山駅行きに乗り継ぎ
大原湖。愛鳥林から見る
嘉村生家から山の中に入り込みます。平家の泉から上りとなり、高度330mほど野谷峠を越えます。その周囲は四季の森として整備されています。その先は下る一方。
なお、北谷橋を渡って国道489号に出たところ、道標が無くて分かりにくいのですが左折です。その先は国道を0.5km歩いたら左の脇道に逸れ、大回りをして大原湖西端の愛鳥林駐車場に向かうことになります。
さて、問題は帰りの交通手段。下野谷にある佐波川ダムバス停が基点となりますが、北谷橋からコース通りに歩いた後、佐波川ダム上から佐波川ダムバス停まで下った場合は4.5kmの道のり。1時間半ほど見込むべきです。一方、北谷橋からコースを外れて直進し、バス停へ向かうと1km、15分の距離。防長バスの時刻表を事前確認して、現地で経路選択判断が必要です。