- カルストが作り出す水の名所を巡り歩く -
【公式案内】山口県環境生活部自然保護課 > 山口の自然公園 > 自然公園マップ(全体コース地図)
【距離高度】25.6km、40-270-100m
【踏 行 日】2011年4月下旬(西市~於福)、2011年5月中旬(於福~嘉万市)
【撮影機材】OLYMPUS E-5, ZD14-54F2.8-3.5, ZD9-18F4-5.6,Panasonic LUMIX DMC-LX3
序盤、石原。柵の中の農道へ進む箇所だが…
竹を伝って器用に進む…
豊田湖。湖上に釣り船やカヌーが浮かぶ
本コースは、石柱渓、豊田湖、別府弁天池と水の名所を繋ぎます。アップダウンもさほどではなく、季節が良ければ散策気分で歩けます。
ただ、距離がやや長い上に、JR美祢線を中途半端なところで横切ってしまうので、交通アクセスには難ありでしょう。
では、簡単にコースの紹介を――。
まず、西市から豊田湖へコース通り歩いて到達しようとすると難儀します。中畑の集落内で山際の道が示されますが、そちらは廃道状態で歩けません。また、石原~大河内は木屋川左岸を歩いたのですが農道に侵入防止の柵が多くて通過困難でした。中畑からはいったん県道34号に出て、大河内集落で再び木屋川を渡るのが良いでしょう。なお、このあたりはゲンジボタル生息地です。
豊田湖も見所ですが、コース上を歩いていると湖が見える箇所は一箇所だけです。対岸の豊田湖畔公園へ寄り道するには、徒歩だと遠すぎます。
石柱渓。国の名勝かつ天然記念物で紅葉の名所。節理が目立つ渓流が1kmに渡り続く
石柱渓の小滝の数は40数以上とも
オドリコソウのツボミ
JR美祢線・於福駅。コースから寄り道が必要
名水百選・別府弁天池。大勢の観光客を迎える
豊田湖からは白根川沿いに石柱渓入口まで進みます。注意点は、その手前の文字の消えたプレート道標。クロスしているからここは右折だ、などと思う無かれ。直進でOKです。すぐに石柱渓入口に当たります。店と自販機、公衆トイレがあります。
石柱渓出口では、いったん車道に上がって直ぐに左手、地道に下ります。(道標が倒れていて、私は車道直進してしまいましたが……)
山里を抜け、ゴルフ場の中を通って於福へ向かいます。JR美祢線の線路を渡ったところにはコース案内板。そのまま車道を東に向かって歩き詰めます。
堅田城跡の解説板の先で農道に入り、さらに林間の山道を抜けて別府弁天池へ。ここでは飲料用に水を汲めます。容器の準備を。