- スギの大樹が待つ二上山山上のお寺を訪れる -
【踏 行 日】2010年5月上旬
【撮影機材】OLYMPUS E-620, ZD14-54F2.8-3.5, ZD50-200F2.8-3.5, Panasonic LUMIX DMC-LX3
角石畝の棚田を見ながら上り詰めて行く
コースの起点、坂本。県道70号が通る
和田神社の参道入口
まず、現地の中国自然歩道コース案内板には、『本山寺と棚田を訪ねるみち』と書かれています。
――誤植、と判断しました。東の2つ隣に「本山寺」コースはあります。両山寺も“高野山真言宗順別格本山”らしいのですが、そっちの意味の“本山”では無いでしょうし……。
というわけで、ここでは「両山寺と棚田」で通します。実際に、本コースの前半の見所は棚田俯瞰で後半のピーク(高さ的にも)は両山寺です。特に、棚田はそこかしこで見掛けることが出来、コースを歩く目的としてしまってもよいぐらいです。全線車道で道標の数にも問題無く、歩きやすいと感じました。
ただ、高度差があるのと距離が比較的長いこと、コース始点/終点とも公共交通機関が無いことには注意。(私は、前後のコースと繋げて歩いてしまいましたが……結構遠いです)
二上山(689m)。右の山頂部に両山寺がある
県道373号上の稲荷乢。自販機、コース案内板あり
両山寺。脇に百名木の二上杉
さて、本コースですが。
坂本から道標に従って坂道を上がっていくと、右に竹内流道場への登り口があります。ただ、この道場は民家(?)がすぐ隣に立っており、その前を通って立ち寄れるかどうか不明。
さらに坂道を登っていくと、やがて前方に角石畝の棚田が開けます。左手、棚田を挟んだ小山にある和田神社までは大きく回りこむ道採り。しんどいです。一方、真浄寺は往復25分の寄り道が必要。
稲荷乢へいったん下り、後は県道342号を緩やかに上っていくと両山寺です。トイレ、路傍休憩地あり。
あとは高度差400mの下り道。
秋政の谷部にも棚田が伸びていく
両山寺付近から東方への展望。山の斜面に棚田ばかり目立つ