- 車道を緩やかに上り詰めて一等三角点のある妙見山山上へ -
【踏 行 日】2010年10月上旬
【撮影機材】OLYMPUS E-620, ZD14-54F2.8-3.5, ZD50-200F2.8-3.5, ZD9-18F4-5.6, Panasonic LX-3
国道374号上の奥バス停
水車小屋
妙見山へ登る道ですが、残念ながらほぼ全線車道。さらに、山上の大芦高原はリゾート施設が多く、キャンプ場、バンガロー村や温泉施設、各種スポーツ施設、果てはアスレチック広場やミニ動物園まで存在します。あまり、山歩きの目的地とはしづらいでしょう。
迫田の棚田
逆に言うと、大げさな装備は要らず、気楽に歩くことの出来る道です。区間としては大きく3つ。
序盤は奥から水車小屋までの峠越え。189mの峠を越えるだけの見晴らしの無い林間の道で、面白みはありません。水車小屋から下って、鋭角に左折する地点の道標見逃しに注意。
中盤が奥塩田の棚田を巡る道。常に棚田を見上げながら、または見下ろしながら歩ける退屈しない道です。途中、茶臼山城跡があるとのことですが……見付けられませんでした。
海抜440m付近にある大芦池。周囲は大芦高原として拓けていて、もちろんトイレや自販機もあり
最奥部、県道に出たところから少し寄り道すると十丁谷断層。(これも寄り忘れ)
後半へと入り、同じような勾配で森や林の中を上がっていく車道歩きが長々と続きます。たまに展望を得られますが、総じて退屈な道。やがて集落が見えてくると大芦高原はすぐ。
大芦高原に着くと、まずテニス場が目に入ってきます。その向こうには噴水の吹き上がる奥池、さらに奥には大芦池が広がっています。池周囲を巡る遊歩道も整備されているので、ここで時間をだいぶ潰せます。
再び妙見山へ向かう、彼岸花の道
高原ミニ動物園のエミュー
大芦高原の奥池に遊ぶカモ
多目的交流広場と体育館。見晴らしが良い地点
妙見山山頂のあずま屋。見晴らしはイマイチ
再び車道を進んでいくと左に細い傍道が分かれます。そちらを上っていき、地道になったと思ったらあっというまに山頂。
正直、手前の木々が育ってしまっているため見晴らしは窮屈です。それでも、南方180°くらいの展望。瀬戸内海に小豆島、さらに条件が良ければ四国の山々が見えるとのこと。