

蓼科山は八ヶ岳山域の北端に位置する円形の山。諏訪富士の異名があります。八ヶ岳とは2,000mの稜線で繋がっているので、八ヶ岳の峰の1つ、と言ってしまっても良いような気がするのですが。地質学的にはどうなんでしょうか?
この山の標高1900~2000mの地点に駐車場があるので、マイカー登山なら比較的お手軽に楽しめます。また、観光地の白樺湖・女神湖も近く、中腹には御泉水自然園もあります。それでいて登山口からは、岩場の急斜面を登りもあって、結構な高度感が得られます。
山頂は岩の平原。山頂の端をぐるりと一周して全方位の展望を得るのにも一苦労。苦労のし甲斐はあって、北八ヶ岳から南八ヶ岳、南アルプス・北アルプスと素晴らしい展望を得ることが出来ます。……残念ながら、富士山への眺望だけは全く無いのですが。
ちなみに、私はまだ一度しかこの山には登っていません。それも、一の鳥居からのお手軽登山のみ。



蓼科山を日帰りで歩こう!


蓼科スカイラインの七合目一の鳥居前駐車場からが一番近いです。コースタイム2時間50分・標高差630m。
大河原峠駐車場からは、コースタイムが3時間10分と僅かに増えますが標高差は450mに減じます。こちらの方が楽かも知れません。
県道192号にある蓼科山登山口駐車場からは、コースタイム4時間10分・標高差は800m。




周遊コースなら――
女神湖から蓼科山に登って、八子ヶ峰経由で白樺湖に下りて来るコースを考えています。コースタイム6時間半、標高差1,118m。ただ、白樺湖~女神湖のバスの時刻を気にしないといけないのがちょっとネックですが。
もう一案として、大河原峠から北八ヶ岳の横岳と蓼科山を一緒に巡ってしまっても良いかなとも考えています。蓼科山はある意味単調な山ですが、横岳の方は池廻りが出来るので変化が楽しめます。蓼科山と横岳で8時間ほどの周回コースが作れるので、将来用の計画として温めています。